スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雨に濡れるパリへ飛ばない?! A Country Girl in Paris

2011.06.14.07:00

パリ

シトシトと雨の中を歩くとき、どんな光景が目に浮かぶでしょうか?今日は雨の季節にピッタリの花の都のパリへと皆さんとご一緒にフライトすることにしましょう

フランス、パリというと真っ先に思い浮かぶのが少女時代に熱中したモーリス・ルブラン作の「アルセーヌ・ルパン」シリーズです。神出鬼没なんて四字熟語を覚えたのもルパンのお陰ですし、セーヌ川などのフランスの地名を覚えたのもルパンのお陰でした。怪盗ルパンと呼ばれ、泥棒なんだけれど、憎めない、そして決して捕まらないルパンの活躍ぶりに胸をワクワクさせながら、何度も繰り返し読んだものなんですよね。

ジョン・デンバーと言えば、コロラド州デンバーのアスペンに住居を構え、「ロッキー・マウンテン・ハイ」や「わが故郷アスペン」など、ジョンの愛するコロラドをメインとした歌が多かったのですが、「パリのカントリーガール」もまた正真正銘ジョン・デンバー作品なんですよね。カントリーミュージックのメッカと言われるテネシー州ナッシュビルに残してきた恋人に思いを寄せながらパリの街並みを歩くカントリーガール・・・。ジョンはどんな思いでこの歌を作ったのでしょうか?

この曲は1988年に発売された「ハイアー・グランド」に収録されています。ちょうどカサンドラ・デラニーと再婚し、ジェシベルという可愛い女の子が誕生したころなので、自分のこれまでの恋物語に絡んだものなのか、それとも、遠いフランスという異国に対する憧れから、何か閃くものがあったのでしょうか?

いつもこの「始まりはいつもジョン・デンバー」を応援してくれている熱烈なジョン・デンバー・ファンである新垣巽さんがこんな素敵な手記を書いてくださいました

A Country Girl in Paris  新垣巽

アフリカ諸国に出張する際に経由することが多いパリ、私はこの町が大好きです。セーヌ川やエッフェル塔、トラファルガー広場とかの観光地ではなく、ビルの合間を走る小さな路地通りとその両脇に並ぶ小さなお店をのぞきながら、当てもなく散策することが僅かな経由時間を利用する私の大きな楽しみのひとつでもあります。

私くらいのおじさん達には「パリ」というと「おそ松君」に出てくる「おフランス」帰りの「イヤミ」がすぐイメージに湧いてきます。もうひとつは「フランシーヌの場合」という反戦歌。これはベトナム戦争が激しかった、フォークソングが流行った頃に戦争に反対してパリで焼身自殺を遂げた若い女性反戦家を「新谷のり子」という歌手が歌った悲しい歌です。私も高校生の頃、ギターを弾きながらこの歌をよく歌ったものです。同時に北ベトナムを爆撃しに行く沖縄の嘉手納基地のB52の離陸地点で、軍用犬に追いかけられながら大きな声を上げて戦争反対を叫んだものです。(そのベトナムに、私は今年の9月から1年間駐在する業務命令を年明けに会社より受けました。何度も行ったことがあるので違和感はありませんが、私はほんとは行きたくないです。)

そのパリを歩き回りながらいつも口ずさむジョンの歌が「A Country Girl in Paris 」。歌のタイトルをそのまま直訳すると「パリにいる田舎娘」とか、「パリの田舎娘」と味気なくなりますから訳せずにそのまま使うことにしましょう。パリとアメリカのテネシー州ナッシュビル、歌にも歌われているように一瞬矛盾しているようですが、観光目的か傷心の旅行かは知りませんが、パリを訪ねた女性がナッシュビルに残してきた恋人を慕っている、振ったのか振られたのかは定かではありませんが、何となく哀愁を帯びた歌ですね。もしくはジョンが自分を女性に例えて歌っているのかも知れません。(ナッシュビルといえば、私の大好きなジャックダニエルの醸造元が近くにあります。好奇心が旺盛で、上杉謙信の次にお酒が大好きと自負している私、もちろん訪ねて行って樽の原酒を飲ませてもらいましたよ。)

それにしてもこの歌は今までのジョンの歌とは一風変わった感じの歌のような気がします。いわゆるCountry musicとは少々かけ離れたイメージということでしょうか。いずれにしてもジョンの澄み切った声がエッフェル塔の上からパリ中に流れてもおかしくない、またセーヌの流れに乗ってどこまでも響いていく、パリのイメージにあったような歌だという印象です。

「Country Boy」、もしくは「Country Girl」という単語は比較的よく使われます。しかし、適当な訳語がないですね。反対語としては「City Boy 」とか「City Girl」が挙げられ、あえて訳すると前者は「田舎者」とか「田舎娘」、後者は「都会っ子」とでもいいましょうか。でもそれではあまりにも味気ないですね。それに田舎者という言葉には「Hill Billy」という単語があります。「丘の上に住むビリーおじさん」という意味で、田舎の人を蔑視したあまりいい言葉ではありません。日本語の「お上りさん」と同じ意味に取られます。だいぶ前に「ビバリーヒル・ビリー」という映画がありました。田舎に住んでいた家族が突然自宅の土地から石油が噴出してきて一夜にして大金持ちになり、高級住宅地として知られるハリウッドのビバリーヒルズに住み着く、アメリカ人得意のドタバタコメディー映画です。

いやいや、ジョンのとてもロマンチックな歌からとんでもない英語と映画の解説になりました。どうも申し訳ありません。これで私がいかにロマンに欠如した、がさつな人間かというのがお分かりになったでしょう。皆様にお叱りを受けそうです。


新垣さんのイメージストーリー、意外な展開で面白かったですね★新垣さんの青春時代の様子、そして英語談議も結構良かったです。ジョン自身がこの歌を作った背景なんか、いつか調べてみたいなぁと思いました。どなたか知りませんか?

パリのカントリーガール A Country Girl in Paris           作詞・作曲 ジョン・デンバー  訳詞 マーヤ 

パリの地に田舎から来た娘が佇む 
雨の中 テネシー、ナッシュビルに思いを馳せながら
セーヌ川の月灯りのもとにいる
こんな矛盾があるかしら 心の中は悲しみでいっぱい
パリの地に田舎から来た娘がナッシュビルを懐かしんでいる

彼女はシャンゼリゼの大通りを歩きながら
3000マイルの彼方にいる田舎の彼氏のことを思っている
プライドのせいでこんなにも難しく高くついてしまった
ひとりぼっちのパリ 本物の恋は、遥か彼方にある

モンマルトルに登り、彼女はしばし休んだ
多くの芸術家たちが彼女の笑顔を描きたいと切に願った
というのも彼女の瞳に言うにい言われぬ哀しみを感じたから
若者たちは嫉妬の眼差しを向け、老人達のため息をついた

純粋さを失うといつでも痛みになるのさ、と人は言う
心が空っぽになることもまた同じこと
夜は恋人たちがロマンスを語るためにある
傷ついた心は真実へと導かれる
そう、もう一度チャンスはあるさ

パリの地に田舎から来た娘が佇む 
雨の中 テネシー、ナッシュビルに思いを馳せながら
セーヌ川の月灯りのもとにいる
こんな矛盾があるかしら 心の中は悲しみでいっぱい
パリの地に田舎から来た娘がナッシュビルを懐かしんでいる


ジョンのこの歌の中に雨のパリにいるカントリーガールが登場します。もし、今もジョンが生きていたら、どんな国や都の歌を作ってくれたかしら?京都の街並の歌も作ったかしら、神戸の街の歌も作ってくれたかしら?いずれにしてもパリ、モンマルトル、エッフェル塔、シャンゼリゼ、こんな地名をちりばめたこの歌に心は空高く飛んでいくような気分になれますよね。ジョン・デンバーの素敵な歌声をお聴きくださいね
http://www.youtube.com/watch?v=zxQ2wQxheQ4


こちらはレコード音源です☆
http://www.youtube.com/watch?v=eo6srSlh91Q





Higher Ground
Higher Ground

今日もよろしければ、応援クリックをよろしくお願いします☆
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ洋楽へ

ブログ拍手へのクリックもよろしくお願いしま~す

関連記事

comment

Secret

自称フランス人とのハーフ(爆)

2011.06.15.20:05

パリ、お洒落ですね!
ワシにピッタシの街と言われてます(笑)

地名、建物名、パリのそれが詞に折り込まれるだけで、お洒落に感じてしまいます。

初耳ですが・・・(笑)

2011.06.16.06:40

JOHN BEATLE LENNON様、

いつからフランス人とのハーフになったんですか?そう言えば、ビートルズもフランス語の歌(ミッシsル)を歌っていましたよねv-411

>地名、建物名、パリのそれが詞に折り込まれるだけで、お洒落に感じてしまいます。

なんか空を飛んでいった気分になれますよねv-218v-272

タイトル

2011.06.16.23:16

1988年ですか…私、
この頃の歌はほとんど知りませんが、
若い頃の歌とかなり雰囲気が違いますね。
ジョンも世界中を飛び回って、
こんな哀愁を帯びた感じも身についていたのかな…などと
感心してしまいました。

マーヤさん、嬉しいお話でした。
私も、小学校の頃かしら…「ルパン」に夢中でしたよ~
なんだか、好きになるものが似ていますね。

新垣さんの手記も楽しく読ませていただきました。
ジョン・デンバーファンの方ですね?
歌も言葉も世界が広い方で、おもしろいお話でした。

ありがとうございましたm(__)m


フランスへの旅でしたね★

2011.06.17.05:46

kuta kuta様

ありがとうございますm(__)m

ジョンは1988年に「ハイアーグランド」というアルバムを出しましたが、日本のレコードショップやCDショップにどれくらいジョンのアルバムが出ていたか、わからないんですよね。私もこのくらいの時期にジョンのアルバムを探していたのですが、全然見つからなかったんですよ・・・v-409

今ではインターネットで検索すれば、ジョンの情報は得られるし、ジョンのアルバムの中古も含めて簡単にゲットできるから、ファンにとってはいい時代になりましたねv-218

ジョンの作品も少しづつ変化していきましたね。この「ハイアーグランド」を聴いてみると、ジョンの心意気がわかるような気がします。70年代のようなランキングトップに躍り出るようなことはなかったですが、非常にできのいいアルバムですv-363

>小学校の頃かしら…「ルパン」に夢中でしたよ~

そうでしたか!嬉しいですv-410私の母もルパンが好きだったので、親子二代続けてのファンなんです。古い小説ですが、面白いストーリーですよね~v-339

新垣さんは、この「始まりはいつもジョン・デンバー」に出会う前には自分が日本一のジョン・デンバー・ファンだと思っていたそうです。日本中にそんな熱烈なファンがたくさんいらっしゃいますよねv-221

作家を目指していらしたこともあったらしく、面白くて読ませる記事を書いてくださいます。世界中でお仕事されているので、海外のエピソードもとても面白いです。今も多分遠い外国で忙しくされているんじゃないかと思いますv-498v-501



タイトル

2011.06.17.12:55

私もこのアルバムを持っているのですが、あまり聞いていませんでした。今度じっくり聞きこもうと思います。
ジョンがこの映像の中で演奏しているのがソモギというギターで、すごいギターらしいです。私はその音を聞いたことがないのですが、金額をみても、まあ、私には持てないようなギターだといえます。
 ジョンって、一体何本のギターを奏でていたのでしょうね。今、それらのギターはどうなっているのでしょうか。

ソモギというギター

2011.06.18.05:03

george様

この「ハイアー・グラウンド」には、凄いエネルギーと期待感が感じられます。その根底は「夢をあきらめない」ということかもしれないですね

ソモギというギターって、すごく高いのですね!?

ジョンは大きなうちに住んでいたので、ギターはいくらでも、コレクションできたのでは?ジョンのギターが今どこにあるのか、私も知りたいですね♪

ルワンダより

2011.06.23.09:44

新垣です。皆さん、こんにちわ。
アフリカのルワンダよりごあいさつを申し上げます。残念ながら今回はパリ経由ではなく、アムステルダム経由で入りました。ジョンの歌でアムステルダムを歌ったものがあるか、記憶にはありません。

ルワンダの首都キガリにいるのですが、時間がなくCDショップにいったこともありませんし、まだジョンのファンという人にあったこともないのが残念ですね。こちらはアフリカの軽井沢とも呼ばれ、今は乾季なのでヨーロッパやカナダ、アメリカからの観光客が大勢来ています。有名はゴリラ見物ツアーも今年は予約でいっぱいです。なんと、500ドル(約4万円)というツアー価格にも関わらずです。民族紛争で100万人近くが犠牲になった過去を持つ国ですが、今はアフリカで最も犯罪と汚職が少ない国です。そうそう、半ズボンにTシャツ、ビーチサンダルで街を歩いていると何とお巡りさんに注意されるんです。もっと紳士らしくしろと。それくらい礼儀正しい国です。また変わった、面白いことがあったらお知らせしましょう。

ルワンダレポート☆

2011.06.24.21:21

新垣様

遠い国、ルワンダよりのメッセージをありがとうございますm(_ _)m

アフリカの軽井沢ですか?一度訪ねてみたいですね☆
今回はパリ経由ではなく、アムステルダム経由だったのですね

アムステルダムに因んだ曲ですが、ずばり「アムステルダム」(Amsterdam)という曲がアルバム「明日への希望」と「ライブ・イン・ロンドン」に収録されています。とても素敵な曲なんで、いつか記事にしますねv-238

ルワンダでは、ゴリラツアーですか?ゴリラって、とても賢いんですよね。間近にみたら、いろんな発見があるでしょうね
それでは、次回のルワンダレポを楽しみにしていますね
検索ぷらす
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

☆お勧め☆
最近のコメント
カテゴリー
ランキング
日本ブログ村に参加しています。1日1回応援クリックをしていただけますと、励みになります☆彡
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ洋楽へ
にほんブログ村
インフォメーション
FC2投票
無料アクセス解析
リンク
人気記事ランキング
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。