スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インディアンの手話による『主の祈り』at 世界湖沼会議前夜祭

2009.12.04.16:47

もう12月ですね・・・

今年もあと残りわずかになってまいりました。

2009年を振り返って、一番の幸せ、嬉しかったことは何かというと、やっぱりジョン・デンバーの出演する素晴らしき5枚組のDVDが発売されたことなんだと思います・・・。

すでに買って手に入れている皆さんは満足の日々を送っていることでしょう・・・ジョンが今も生きている歌声に・・・・

それに加えてジョンのMCがわかればいいのにねぇ、とため息

でも、大丈夫ですよ
そんな皆さんのご要望にお応えして、ジョン・デンバーのMCをご紹介していきたいと思っています。

さてさて、いきなり『Arund The World Live』のディスク4に飛んでしまいますが、このライブは1984年の世界湖沼会議前夜祭の時に行われたライブでした。

このライブで、ジョン・デンバー、加藤登紀子さん、南こうせつさんの3人で『琵琶湖周航の歌』を歌った後にジョンが何やら手振り、身振りで何かの説明をしているシーンがありますよね。

『いったい、何の話をしているのだろう?』と思いませんでしたか?

ジョンは英語の苦手な日本人のために世界に通じる手話を話題にしたのではないでしょうか?

ところが、残念なことに実際の話として、中学、高校等で週に数時間、英語の勉強をした位ではヒアリングの力は身につかないのですよね~。   


しかも、ジョンの話の中には英語の文語まで入っていました・・・・。



そんなこんなで、大変でしたが、ジョン・デンバーの大ファンである友人のOBIKENさんの助けを借りて、なんとか翻訳することができました~~~OBIKENさん、本当にどうもありがとうございました


ジョンのMCと対訳を交互にアップしますが、その前にちょっと解説を入れますね

ジョンはディック・スペンサーというインディアンから手話を教えてもらい、それをみんなの前で披露してくれましたが、その手話の内容は『主の祈り』をインディアンの手話に置き換えたものでした。

『主の祈り』とは、キリスト教の世界でよく知られた代表的とも言える、定型のお祈りのことです。キリストの弟子たちがどのようにして祈ったらいいのかと聞いたところ、キリストが手本として示したのがこの『主の祈り』でした。おそらくジョン・デンバーを始めとしてほとんどのアメリカ人がよく知っていて暗誦しているのではないでしょうか?聖書の中では新約聖書の中にあるマタイによる福音書6章9節~13節、ルカによる福音書11章2節~4節にその言葉が記されています。

日本語では以下の通りになっています。


主の祈り 

天にまします我らの父よ
願わくは
み名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
み心の天に成る如く地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪を犯す者を我らが赦す如く我らの罪をも赦したまえ
我らを試みに遭わせず悪より救い出したまえ
国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり

アーメン



英語の主の祈りは以下の通りです。

Lord's Prayer

Our Father, which art in heaven,
hallowed be thy name;
thy kingdom come;
thy will be done,
in earth as it is in heaven.
Give us this day our daily bread.
And forgive us our trespasses,
as we forgive them that trespass against us.
And lead us not into temptation;
but deliver us from evil.
[For thine is the kingdom,
the power, and the glory,
for ever and ever.]
Amen.




ジョンはインディアンのディック・スペンサーとの出会いに関する詳しい話はせずに、手話の説明だけをしてくれました。この手話の中で最後の『Forever is the sun rolling across the sky. Forever and ever and ever”. 「太陽が永遠と空をわたるように。いつまでも、いつまでも・・・。」 』の部分のみがインディアンの独自の祈りではないかと思われます。それより前の部分はいわゆる『主の祈り』をそのままインディアンの手話に当てはめたようです。

ジョンの手振りの様子も書きこんでみました。ちょっとわかりにくいところもあるかと思いますが、皆さんとこのシーンを分かち合っていきたいと思います。

The ringing of bells of church bells is always like a prayer to me.
鐘の響く音、教会の鐘の響きは、私にとって祈りとおなじです。

Music is like a prayer.
音楽は祈りのようなものです。

Certainly all that we see in dear Mother Nature is like a prayer.
確かにすべて私たちが見ている母なる自然は祈りのようなものなのです。

So I would like to lend a prayer to this evening.
今夜は皆さんにある祈りについてお話したいと思います。

I’ve had a privilege of meeting a group of men over the last several years who call themselves the Draggle Mountain Cavileros.
数年前にドラッグル・マウンテン・カビレロスと名乗るグループに出会う特権に預かりました。

One of them is a fellow whose name is Dick Spenser.
彼らのうちの一人の人物はディック・スペンサーといいます。

And Dick like my son Zachary is half blooded Indian.
ディックは私の息子のザッカリーのようにインディアンの血を半分ひいています。

And Dick taught me how to say the Lord’s Prayer in the Indian sign language and I would like to share it with you.
ディックはインディアンの手話による主の祈りを教えてくれました。そこで、皆さんにもこの祈りを分かち合いたいと思っています。

I think that the language of the hands is beautiful and quite universal.
手話は美しく世界に通用する言葉だと思います。

And so they say “Our” which means all of us.
祈りはこう始まります「私たち」これは「私たちすべて」を表します。

“Our father”. (右手を握って動かしながら)
「我らのの父」 (右手を握って左胸に当てる)

The mother is with a Brest.
余談で“母”は胸があるのでこう表します。 (両手で輪の形を示して)

“Our father which art”. Is like which one. “Which art in heaven”
「Our father which art」はこんな感じです。(右手で左手の指をさしながら)
「天にまします我らの父よ」 (右手をあげて空を見上げるポーズ)

“Hallo”.
「神聖なものとしてあがめる」(という意味です。)

Now the Indians did not have a word for holy.
さて、インディアンには「神聖な」という言葉がありませんでした
So that what got to be for them was the mind connecting with the spirit.
ですから、こうして心と魂をつなげるしぐさで表しました 。(右手の人差指を上に向けて少しずつ回転させながら、上にあげて)

“Hallo be thy name”
「み名をあがめさせたまえ。」

“Wa-ta-tu-shea”. (口の前から右手を開いて言葉を発するポーズ)
「ワタトゥシェ」(インディアン語だと思います)

How are you called?
「あなた方はなんと呼びますか?」
“Thy Kingdom”
「なんじの王国」

Now “Kingdom” was not a word in the Indian dictionary
さて、「王国」という言葉はインディアンの辞書にはありませんでした。

What that got to be with them is “Holy Tee-Pee”
インディアンたちは王国を聖なるティーピー(インディアンの住まいの円錐形のテント)として表しました 。(Holyと言いながら、右手を回転させて上にあげ、Tee-Peeよ言いながら両手でテントの形を表すポーズ)

“Thy Kingdom come” (右手を手前に引くポーズ)
「み国をきたらせたまえ」

“Thy way be done”
「み心をなさせたまえ」

“On earth the same as it is in Heaven” (両手を中心から外側に広げて右人差指と左人差指を近づけて、右人差指で天を指差し、右手で左から右に動かす)
「み心の天にあるごとく」

“Give. Give us this day our daily bread” (右手をスーッと前に出し、両手を上下させて払うポーズ)
「私たちの日ごとの糧を与えてください」

Is like patting the loaves.
(ローフを手でたたくような仕草で)

“And forgive us our trespasses”
「そして私たちの罪を許してください」

Now “Trespass” was interesting for the Indians. What it got to be is stealing under the cover of darkness.
さて、罪をインディアンたちは不思議な表現をしました。暗闇の中で盗むと表しました
(左掌を下に向けて、その下から右手の人差指でかき取るポーズ)

“And forgive us for our trespasses the same as we forgive those who trespass against us”.
「私たちが私たちに対して行われた罪を許したように私たちの罪をお許しください」
(左掌の下から右手を上に出し、右の人差指を上に出すポーズ)

“And lead us not into temptation”
「そして私たちに誘惑に遭わせないでください」
(両手で下から上に緩やかにあげ、右手で左右に振り、両手を右に向けて自分は左を向く)

I like that you can’t say it this way folks. It gotta be…
この表現が大好きです。(ちょっと笑いながら)皆さん反対にしてはいけません。(両手を左側のほうにふりながら)これが正しい向きです。(両手を右のほうにふりながら)

“But deliver us from evil”. (剣を抜いて、投げるポーズ)
「悪魔から解き放してください」

And evil you cast forcefully away from you to the side and little bit in front. You don’t throw it to behind you because it is liable to sneak up on you some other day.
表現方法はあなたの前から悪魔を力強く投げます。投げる方向は斜め少し前ですよ。後ろに投げたりしません。なぜなら、後から悪魔がこっそりと忍び寄ってくるからです。

“For thy is the Kingdom and the power”.( 握りこぶしをたたくポーズ)
The same everywhere, and forever.
“And the glory. The glory of it all”.
「国と力と栄えとは限りなくなんじのものなればなり」

“Forever is the sun rolling across the sky. Forever and ever and ever”.
「太陽が永遠と空をわたるように。いつまでも、いつまでも・・・。」
(右手で天を指差し、指で回転させながら、上から右へと回転させながら下ろす。両手を大きく広げて天を仰ぐ)

“Amen”
「アーメン」




最後にこのシーンの前に歌われた『琵琶湖周航の歌の解説も少しいれておきます。

第三高等学校の学生だった小口太郎さんが琵琶湖を一周している時に思いついて作詞したものだそうです。、1917年(大正6年)のことです。第三高等学校は現在の京都大学のことです。

とても古い歌ですね。加藤登紀子さんがこの曲をカバーして、広く知られるようになったそうです。

ですから、加藤登紀子さんがこの時にゲスト出演されたのですね。

ジョン・デンバーが1番、加藤登紀子さんが2番、南こうせつさんが3番を歌い、最後に1番を会場のみんなと共に歌いました。のどかな琵琶湖の風景が思い浮かぶような歌でした・・・。

ジョンは『さすらいの』の部分を『すさらいの』と間違えて覚えてしまったようですが、綺麗な発音で歌っていましたね。会場のみんなも肩を組んで歌い、みんな学生風の連中ばかりで、ほのぼのとした思いがしました。


琵琶湖周航の歌   作詞 小口太郎 作曲 吉田千秋 

1.われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
志賀の都よ いざさらば

2.松は緑に 砂白き
雄松(おまつ)が里の 乙女子は
赤い椿の 森陰に
はかない恋に 泣くとかや

3.波のまにまに 漂えば
赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か

4.瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)
仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
眠れ乙女子 やすらけく

5.矢の根は深く 埋(うず)もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇(たたず)めば
比良(ひら)も伊吹も 夢のごと

6.西国十番 長命寺
汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん
語れ我が友 熱き心

関連記事

theme : ことば
genre : 学問・文化・芸術

tag : ジョン・デンバー

comment

Secret

和訳

2009.12.11.01:26

マーヤ様、こんばんは。
琵琶湖の和訳有り難うございます。これを読みながらもう一度見ようと思っていますが、時間がまだ取れません。祈りの雰囲気は感じられていたのですが、インディアンが関係してたのですね。でも内容が分かって本当に良かったですし、その想い出来見ることができます。
DVD友達が見たがっていたのでAmazonUKからまた注文してしまいました。貴重品ですね。

インディアンの祈り

2009.12.11.06:06

鯨のしっぽ 様、

ありがとうございますm(__)m

私もこのジョンの解説の内容がわかって本当によかったと思っています。やはりアメリカ人の生の英語と学校で習う英語とは、だいぶ違いますね。

翻訳や資料集め、手話を言葉に表すことなどで、結構疲れてしまいましたが、またそのうちにゆっくりと見直してみようかと思っています。

ジョンの手の動きが滑らかで、優雅だなぁと思いませんか?

>DVD友達が見たがっていたのでAmazonUKから
>また注文してしまいました。貴重品ですね。

それはよかったですv-266在庫がいつまで残るかわかりませんが、もうひと組注文しようかと思うくらいです。円高の今が一番の買い時でしょうね~v-410
検索ぷらす
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

☆お勧め☆
最近のコメント
カテゴリー
ランキング
日本ブログ村に参加しています。1日1回応援クリックをしていただけますと、励みになります☆彡
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ洋楽へ
にほんブログ村
インフォメーション
FC2投票
無料アクセス解析
リンク
人気記事ランキング
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。