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原爆の日特別番組 64年目の夏~被爆者からのメッセージ~

2009.08.10.07:28

先日8月6日にテレビで、特別番組が放映されていました。ちょうど、この日の前日に南こうせつさんの満天の星ツアーのコンサートに行ったばかりで、
とてもタイムリーでした。この番組が放映されるとは実は知らなかったのですが、たまたまテレビをつけていたら、テレビに南こうせつさんが映っていて、「あ、南こうせつさんだぁ!」とテレビの前に飛んで行きました。

(前日8月5日のライブ・レポはこちらです!)


皆さんもよくご存じのように今から64年前の8月6日に世界で初めて原爆が落とされた日なのです。その原爆が落とされた場所が広島でした・・・・。

その広島に南こうせつさんがどのようにかかわってきたかということを伝えてくれるとてもいい番組でした。早速録画して内容をチェックしましたので、この番組を見損ねてしまった皆さんもご一緒に見ていきましょうね♪




南こうせつさんと広島とのかかわりは、今から23年前にさかのぼります。23年前の1986年8月5日に33組のアーティストたちがノーギャラでコンサートを行い、18000人の聴衆が集まりました。そしてそのコンサートは1995年まで10年間続けられました。

南こうせつさんはこのように語っていました・・・。

 「広島・長崎の原爆をテーマにしたコンサートはみんないろんな思いがあって遠慮していたんですよね。・・・・でも、遠慮して最後にじいちゃんになって死ぬ時、やっときゃよかったと思いたくはないとその時思ったんです。   
 みんなあの時は理想に燃えてい理想が先行して赤字になっちゃったけれど、広島が他人事(ひとごと)じゃないって、まずみんなの思いがあったんです。」


このピースコンサート広島の収益金、およそ2億円を広島市に寄付し、1992年7月に倉掛のぞみ園の設立につながることとなりました。

倉掛のぞみ園のサイトはこちらです。>>広島原爆養護ホーム 倉掛のぞみ園


そしてこの倉掛のぞみ園の設立と共に南こうせつさん、山本コータローさん、大友康平さんらが毎年8月6日に、この園のおじいちゃん、おばあちゃんのためのコンサートを行っています。入園者300人のうちの100人がコンサートに参加されています。

毎年、毎年こうして訪問しているそうなんです。自分達のために開かれるコンサートを入園者の方々も心待ちにしています。

おがあちゃん達がこんなことを話していました。
「人間的に穏やかっていうか、パワーをいうか、雰囲気がなんとも言えないですね・・・・。」

「こうせつさんの笑顔を見ただけでこっちがぐにゃっとなっちゃうわ!元気が出ます、よしっ、頑張ろうって。」

コンサートの最後に被爆者の方々を握手をかわします。また、来年も来ようを決心も新たになります。

南こうせつさんはこう語っています。
 「おばあちゃんが生きているっていうことがメッセージなんですね。被爆されたおばあちゃんたちが戦後から生きている。一人の人が生きているっていうことは、100万人の抗議よりも強いものなんですよ。ずっと生きていてもらいたいですね・・・。」

倉掛のぞみ園の鎌田七男園長はこう語っていました。
 「入園者がとってもいい顔をされる。本当にありがたいですね。続けてくださること自体、努力されているんだろうと思います。」



戦後64年経ち、園での現実は厳しいものがあります。ここでは300名の被爆者達が生活し、平均年齢が86歳です。入浴の全介助が必要な人が66,4パーセント(9年前の1,5倍)、トイレの介助の必要な人が42,7パーセントとなっています。また認知症 98パーセントでそのうちの57,3パーセントが重症だそうなんです。

現在広島市内に4か所、600人が入所していますが、1870人が入所待ちしています。


戦後64年後になり、様々な問題を抱えてきています。


こうせつさんはこう語っていました。
 「老いは誰にでもこうやって来るのですけれども・・・。だんだん原爆が落ちた時の記憶がなくなってきている、後に続く我々がキチンと話を伺っていかないといけないなぁと思いました。」

番組のアナウンサーの方がこんな質問をしました。
「平和を訴えるために南さんたちがピースコンサートを始めたわけなんですが、信じられないのですが、帰れという声もあったそうですね。どうむきあったらいいのか躊躇する点もあったかと思いますが、距離の取り方とか、どのように向き合ってこられたのですか?」

 「そうですね。ピースコンサートって、若いロックの人たち中心のコンサートで8月6日だけ1年に1回だけ来て、うわーっと大騒ぎして帰っていくことに対して、おまえたちには気持ちはわからないだろうって、何回か言われました。それは本当にそうだと思います。
 それでも、それは広島の人たちの問題でもあり、僕自身の問題なんですね。これから先、核兵器が落とされた時に核兵器が自分の身に残る悲しい兵器なんですね。
 そこで、放射能が残りまして、それが、何千年、何万年、何億年と残ってしまうんです。これは世界からなくさないといけないんだ。広島の問題であり、僕自身の問題であり、日本中の問題であり、世界の問題なんだ、ということを話し合いながらコンサートを続けてきました。」


この特別番組では、原爆の経験を語り続けている被爆者の方なども紹介されていました。1時間近い長い番組でしたが、南こうせつさんが生出演して、その思い熱く語ってくれて、また単なる思いだけではなく、実践しているということがよくわかり、本当に感銘を受けました。

番組の最後には、南こうせつさんが作曲された広島の歌である「新しい夏」がエンディングの曲として流れていました。残念ながら、Youtubeにはありませんでしたが、アルバム翔びそこねていた君へに収録されています。いつかこの歌を聴く機会がありましたら、ぜひとも耳をすまして聴いていただきたいと思います。歌詞の中に「また新しい夏だね」というリフレインがありますが、前日のライブでは「夏だね」を広島に置き換えて歌っていました。胸にジーンときました・・・。



今回このブログに南こうせつさんのピースコンサートにまつわる番組の特集を載せたのには、深い意味があります。さかのぼること1983年にジョン・デンバーと南こうせつさんは「ミュージック・フェア」という音楽番組で共演をしたのが初顔合わせでした。このお二人が共演したのは、実は南こうせつさんがジョン・デンバーの大ファンであったことがきっかけでもありました。

二人はともにシンガー・ソング・ライターでもあり、アコースティック・ギターをひき、メガネをかけていて、共通する点も多かったのですが、それだけでなく、環境を守っていこうという思いにおいて共通していたのでした。そういったことから翌年の世界湖沼会議前夜祭において、ジョン・デンバー&南こうせつのジョイントコンサートがおこなわれたり、アースデイの記念式典でも共に出演したりしたのでした。

このお二人の活動や思いについては、またいずれ詳しく調べて記事にしていきたいと思っています。


南こうせつさんがピースコンサートをしていることについて、具体的にはどうなのか知りたいと思っていたので、こうして知ることができ、嬉しく思っています。それと同時に良いことを続けるのは本当に難しいことだと思います。こうした思いが南こうせつさんだけでなく、多くの人々にも伝わり、他人事(ひとごと)で終わらせないために、自分にはいったい何ができるのかを、これからもじっくりと考えていきたいと思いました。


「新しい夏」の歌詞はこちらです!>>新しいなつ

「新しい夏」の収録アルバムはこちらです>>翔びそこねていた君へ

この番組の前日にあった、南こうせつさんのライブ・レポはこちらをご覧くださいね
>>満天の星ツアー 2009 in 福山
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tag : ジョン・デンバー 南こうせつ

comment

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管理人のみ閲覧できます

2009.08.10.19:08

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

2009.08.11.23:02

メッセージをありがとうございますm(__)m
私へ直接のコメントだったので、どうしようかと思いましたが、'86広島ピースコンサートに参加されたのですね!教えていただき、感謝していますv-223

ジョン・デンバーにも招待状を送ってくださったんですね。でも、残念ながら、参加できなくて、‘Let Us Begin!’のPVが放映されたのですね!

やはり、南こうせつさんとジョン・デンバーとの出会いというのは、自然を守っていこう、この地球を守っていこうというお互いの気持ちが一致し、そしてそれぞれができる範囲で、やっていこうという熱い思いがあったんだと思います。

まだまだ、これで十分とは言えないですし、もっとみんなで、より良い方向に向かっていけるように努力していきたいですよねv-485

No title

2009.08.12.08:25

一つの国をあるべき、正しい方向に導く能力がある指導者を選出しないと、また悪夢が繰り返されます。
核兵器を持つ国が持とうとする国に文句を言うなんてことは、普通の常識では考えられないことです。そんなことがまだ平然と行われているこの世界。
「漫画の殿堂」を作るより、新しい高速道路や一般道路を作るより、まず最初に税金を使わなければならない場所があるのに、そんなことは一向にお構いなし。
そしてまだいまだに戦争をしたがっている政治家達。
戦争の歴史の中で、政治家が自ら戦場に立って命を落とすことはなかったでしょう。大統領が自ら戦闘機で戦ったのはSF映画の世界の中のことでした。
日本は、世界はどこへ行ってしまうのでしょうか。
そんなことが杞憂される中で、こうせつさんやジョンの存在は大きいですね。ごたくをならべて、何もしない人たちよりは、行動を起こし、直接支援できる人たちの方がずっと立派だと思います。

一番大切なことは・・・?

2009.08.12.11:29

George様、
ありがとうございますm(__)m

個人でできること、国がやらなきゃならないこと、それぞれあるわけですが、国も、ものごとの優先順位というものをはっきりとさせないといけないと思いました。

国民から税金を集めているわけですから、助けを必要としている人々のためにまず使って欲しいと思いました。政治家の私腹を肥やすためには使わないで欲しいですね。

南こうせつさんの平和活動は地道な活動ですが、これからも地道に続けて欲しいです。またジョン・デンバーが設立したWindstarやPlant It 2010など環境保護のための活動もずっと存続していって欲しいと切に思いました!

No title

2009.08.19.21:54

ふとしたきっかけで
テレビをみての感想。
重く、長く、熱い文章に感動しました。

同時に自分の無知を恥じました。
そんないきさつがあったのですね。

原爆ドームに3回行きました。
なんど訪問しても体の震えがとまりません。
外国人の入場者が多いのも驚きです。

『黒い雨』、『はだしのゲン』も読み、映画も
見ました。
音楽の活動も活発に行われ、
基金で養護施設もできていたとは
驚きの気持ちで
読ませていただきました。

行動すること、実践することの大切さ・・・

2009.08.20.07:19

ミキタカ08様、
この長い記事を読んでいただき、ありがとうございますm(__)m
私は広島の出身ではないし、自分の親も空襲などの怖い経験がないので、あまり実感がないのですが、このテレビ番組を見て、戦争の怖さ、戦争を絶対にしてはいけない、ということ、核兵器は撲滅しないといけないことを実感しました。

いろんな方々が出演されたのですが、記事が長くなってしまうので、こうせつさんのことだけを書きましたが、やはり多くの人が参加して、問題について考えていくべきなんだと思いました。

私がこういうことを取り上げるのは、あまりよく知らないし、照れがあるのですが、改めて問題に目を向けるようになりました。

南こうせつさんはただなんとなく、この活動をしたのではなく、結果を出すまで、大変な苦労をされていますが、本当に偉かったと思います。

最初は誰でも、気軽に参加するけれど、続けていくうちに1人去り、2人去り、という状況の中で、こうせつさんは、大友康平さんに2人きりになってもやろうと誓いあっていたそうです。

良いことを継続するのは難しい、真面目なことを続けるのは難しいです。

本当に素晴らしいことを学ばせていただきましたv-238

管理人のみ閲覧できます

2013.03.01.19:51

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