思い出【新垣さん編】(Part2)

2008.12.02.07:06

ライラック

昨日に引き続き、新垣さんの思い出、特にジョン・デンバーライブの思い出をご紹介していきましょう・・・。
今はライラックが花咲く季節ではないのですが、このライラックとジョンのライブとには素敵な思いでが詰まっているのです。

それでいただいたメッセージをそのままご紹介いたしましょう・・・。

「Salt Palace」でのコンサートはそれは盛況でした。ジョンは当日まで忙しくて、コンサートの始まるぎりぎりまで現れず、やっと着いたと思ったら何とヘリコプターで会場の駐車場に到
着、そのままステージに現れました。凄い喝采の中でコンサートは開始され、最後まで笑いに満ちていましたよ。聴衆もコンサートの中に溶け込み、楽しみながら聴いていましたね。彼は歌のリクエストをされるのが嫌いなようです。誰かがリクエストすると「This is my show.」と言って、一瞬不機嫌な顔になるのが癖のようです。でもすぐ元通りになり、リクエストされた歌がコンサートの予定の曲に入っていると、「Yeah, it’s coming out soon.」などと返事を返していましたね。

コンサートの帰りに駐車場の脇にライラックの花が満開に咲いていました。それを一枝折って、大学の先輩の庭に植えてもらいました。5年くらいたってから先輩の家を訪ねて、そのライラックを日本に持ち帰りました。それが今、私の家の玄関脇で元気に育っています。植えてからもう25年くらいになりますね。毎年、きれいないい香りの紫の花を咲かせてくれますよ。私の一番好きな花です。大学時代にはキャンパスの周りに一杯咲いていました。アスペンのジョンの家の周辺にもあったと記憶しています。花の季節ではありませんでしたが。



日本での最初のコンサートは九段の日本武道館でした。よく覚えていませんが、1980年か、81年ではなかったでしょうか。その時は本格的なメンバーを揃えていて、しかも聴衆が騒ぎすぎてあまり印象に残っていません。確か、ビートルズの楽団のメンバーだった人がギターか、パーカッションを担当していたような気がします。



2度目はNHKホールでのことです。これも82年か83年ごろでしたか。今の皇太子様が確かロイヤルボックスに座っていたと紹介され、ジョンが特別なメッセージを送っていたのを覚えています。実は、その時、私はジョンのコンサートに初めて恋人を連れて行きました。恋人が出来たら連れて行こうとずっと望んでいました。一緒に楽しい時間を過ごしたのですが、残念ながら結婚した相手はその人ではありません。その人は何も言わずに私の元から去っていきました。理由は今だにわかりません。ジョンのコンサートで私が騒ぎ過ぎたから一緒にいるのが恥ずかしくなったからかも。



最後の彼のコンサートは彼が琵琶湖の環境保護のためのコンサートに来た時です。琵琶湖のほとりで夜、行われました。彼が何処からかボートで現れて、子供を3人くらい連れていました。多分養子縁組をした子供達ではないかと思います。その時に加藤登紀子と南こうせつが一緒でした。ジョンが「琵琶湖就航の歌」を下手な日本語で歌っていました。途中で歌詞を間違えて適当に口パクでジョンが歌っていたら加藤登紀子が側から助け舟を出していたのが印象的でした。そういえば加藤登紀子も南こうせつも英語が下手でしたね。



ジョンの死を知ったのは、実は彼の死後、一ヶ月も経ってからでした。当時、私はポーランドのコニンという小さな町に派遣されていて、その町の地図をコンピューター化する仕事に従事していました。毎晩遅くまで仕事をし、ホテルも地元の小さなもの、しかもテレビもポーランド語ばかりで、全く外部から遮断されていたせいです。帰国してから家内から知らされました。家内は泣き虫で、私にジョンの死を知らせた時は泣いていましたよ。私が彼の歌をどれだけ愛したか、知ってくれていたようです。二人でドライブに出かける時はいつもジョンのCDを持って出ます。



ということで、わたしとJohn Denverはこういう人生を共にしてきました。紙を何ページ使っても彼と彼の歌と歩んだ私の人生を書き尽くすことはできないし、そのようなArtistとももうめぐり合えないと思います。彼の死はほんとに残念でなりません。アメリカに出張しても、テレビのスイッチを入れると突然彼が画面に現れて・・・という現実はもう来ないのですね。

新垣



この「Salt Palace」でのコンサートは今からちょうど30年前の1978年のころだったそうです。そのコンサート会場の近くに咲いていたライラックの花が今でも新垣さんのお宅の庭に変わらぬ可憐な花を咲かせてくれています。ジョンが亡くなってしまったけれど、その思いでを共有したライラックも咲き続けているなんて、本当に素晴らしいと思うのです。

ジョンが亡くなった時に新垣さんはポーランドでお仕事をされていたそうですが、そのときの話を読むといつも涙目になってしまいます。新垣さんが本当にジョン・デンバーのことが大好きで、奥様もそのことをよくわかっていらっしゃったんですね!

素敵な思い出を伝えてくださって感謝です。

新垣さんは「トゥデイ」を検索して私のブログを見つけたそうなんです。今日はその「トゥデイ」の様々な映像を皆様と分かちあいたいと重います。

素敵なスライドショーです!
http://www.youtube.com/watch?v=fdZ2TwNitOA
John Denver - Today




ジョン・デンバーの70年代ライブ映像です。 とても嬉しい映像です!


ライブの「トゥデイ」の音源はこちらが一番いいですね!↓
ジョン・デンバー・ライヴ(紙ジャケット仕様)

もう時間がなくなってしまいましたが、本当にありがとうございました、皆さんもよかったらジョン・デンバーとの素敵な出会いやライブの思い出などありましたら、知らせてくださいね!皆さんと共に素敵な時間を分かち合いましょう

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theme : ☆懐かしい歌、そしてその人☆
genre : 音楽

tag : ジョン・デンバー ライブ

comment

Secret

"Today"

2008.12.02.09:58

マーヤ様
このページを開けたらいきなり見覚えのあるライラックの写真が出てきてびっくりしました。私の手記を掲載して頂き、ありがとうございました。ジョンの思い出を彼と彼の歌を愛する人達と共有できるチャンスを作って頂き、感謝の言葉もありません。これからも少しずつではありますが、ジョンにまつわる思い出をつづりながら、このマーヤ様のブログを楽しくしていきたいとと思います。

”Today”は私が最も好きな歌です。音痴な私がギターを弾きながら歌える数少ない彼の歌でもあるのも理由の一つですが、曲ばかりでなく歌詞もすばらしいですね。実はこの歌が収録されているアルバムが非常に少ないんですね。私が知っているのは”An evening with Joh Denver"のアルバムにあるものだけです。これはロスで行われたライブのアルバムですね。最初に自分が歌って、2番を聴衆を誘って皆で歌っています。もうひとつは、確か、シドニーで行われたライブで歌ったものを収録したアルバムではないでしょうか。それがマーヤ様が本ページに載せて頂いたものではないかと思います。改めてじっくり聞かせてもらいました。奇妙なことにこの曲を聴いていると、ビートルズの”Yesterday"も聴きたくなるのですね。私が持っている唯一のビートルズのアルバムはそのために買ったものです。

次回からジョンのそれぞれの歌ににまつわる思い出などを綴ってみたいと思います。

Today

2008.12.02.18:39

マーヤさん、素敵な紹介ありがとうございます。新垣さんは本当に素晴らしい思い出をお持ちなんですね。しかも、何回もジョンのコンサートにいらしたなんて、本当にうらやましい。私は2回だけです。1回目は武道館のコンサート、まだ大学生でした。2回目はそれからだいぶ年月がたち、ジョンが厚生年金会館で開いてくれたものでした。その時のあるファンの男性とのお話を、新垣さんの手記を読みながら思い出してしまいました。
 その方は休憩時間にロビーのソファーに腰掛けていました。私も偶然そばに座り、話はじめたのです。その男性(中年よりも少し上くらい)はもちろんジョンの大ファンです。しかも歌も、スタイルもコピーしたくて、なんと初期にジョンが弾いていたのと同じギルドのギターを購入し、一生懸命ジョンの曲をコピーしたそうです。そのうち、そんなギルドのギターとジョンの歌を通して恋人ができ、なんと今の奥様なのだそうです。まさにジョンとギターが結んだ縁とでもいいましょうか。うらやましい限りです。This Old Guitarのようなお話でした。
 コンサートはなんとなく寂しさを感じさせるものでした。特にアニーと別れたジョンがAnnie's Songを歌ったときは、なんともいえない気持ちになってしまいました。また、武道館の時にはあんなに大勢のバックを従えてきていたのが、ほんの2,3人のバックだけでステージに立っていました。でも、歌はやはりものすごく上手でした。
 コンサートが終わり、ひょっとしたらジョンが出てくるかも、などと小さな期待を胸にロビーでうろうろしていたら、アメリカ人らしい女の子が頬を紅潮させて、そでの入り口あたりから出てきました。どうも、ガードに頼んでジョンにあわせてもらったらしいのです。あー!後悔!私もあの時知らぬ顔ですっとそでから入っていれば、ジョンの直筆のサインなどが今手元にあったかもしれません。何よりもあんなにあこがれていたジョンとお話できたかもしれません。あー、こんなに晩生なので未だに独身なのです。
 私はよく夢の中でジョンとデュエットして、興奮して目がさめることが何回かありました。そんな夢をかなえてくれそうなのはタケルさんだけなのですが(勝手な期待をしてごめんなさい)。なぜTodayなのかというと、昔英語を一生懸命勉強していたこと、NHKのテレビ英会話の番組で、田崎清忠先生がいろいろな方に英語の歌を歌ってもらっていた時期がありました。ある番組の中で、当時ステージ101の一員だった、岸君という背の大きな男性が、ギターを抱えてこのTodayを歌ったのです。ものすごくシンプルで、本当に感動してしまいました。岸君はアメリカに留学した経験もあり、英会話のモデルの一員としても活躍していましたから、英語も本当に上手でした。
 その時以来、この曲は私のお気に入りの曲の一つです。それをジョンがロスのライブで歌ったので、もううれしくてたまりませんでした。
 新垣さんのお歌と英語もぜひお聞きしたいものです。いつか、お時間があるとき、マーヤさんの紹介してくださる映像の英語に解説をつけてくださるとうれしいです。私の英語力では早口でいわれるとわからない部分がありますし、語彙の問題もあるのです。
 ぜひよろしくお願いいたします。それにしてもToday、本当に良いですね。

Today is my momennt,now is my story

2008.12.03.06:41

新垣様、
コメントありがとうございます。
新垣さんからこのメールをいただいてから、時々読み返しては感慨にふけっていました。今このようにして皆さんに公開できて本当によかったと思っています。

1970年代はジョンにとって本当に忙しい日々を送っていたのですね。コンサート会場にヘリコプターで登場するなんて、広いアメリカらしいエピソードですよね。

Todayは私にとってお気に入りの曲なんです。ジョンのギターの音色、リー・ホールドリッジ・オーケストラの演奏、ジョンの爽やかな歌声、心に響く歌詞の内容、すべてが満点の曲だと思います。「ジョン・デンバー・ライブ」の中でも特に何度も聴き返し、歌詞の意味も辞書を何度も引いたことを思い出します。辞書に載っていない単語は図書館にまで行って調べました。

浅草のライブでもこのTodayを歌っているバンドがいて、いつ聴いてもいい歌だと思いました。

そうそう、ジョン・デンバーのバックバンド・メンバーだったジム・ホーンもTodayが好きだと言っていました。ジム・ホーンのこともいつか記事にしたいと思っています。これは準備にちょっと時間がかかりますが、いつかそのうちにアップしたいと思っています。

Todayを聴いたらYesterdayを聴きたくなるなんて、面白いですね。どちらも静かでいい曲ですものね。ついでに「明日への希望」もなんて・・・。ただし、この曲はTodayやYesterdayとは雰囲気がだいぶ違いますよね。

私のもうひとつのブログの方は忙しくてほとんど更新ができていないのですが、「Yesterday」の記事だけは誰かがこっそりと覗いては拍手コメントにワンクリックしていかれるようなんです。いったいどなたが覗いているのかしら、といつも不思議に思っています。もし、まだご覧いただいていなければ、ちょっとご覧くださいねv-410
こちらです。↓
http://jdhappy.blog101.fc2.com/blog-entry-29.html

新垣さん、また次回の思い出話も楽しみにしていますねv-344

Geroge様、
厚生年金会館での思い出話をしていただきありがとうございます。ライブ会場で本当にジョン・デンバーのことが大好きな人に出会いいろいろとおしゃべりができたり、その熱烈な思いを分かち合えるのってファン冥利につきますよね。

ジョン・デンバーといえば、ギルドですから、ジョンが好きでギルドを買う方って結構多いんでしょう・・・。

Georgeさんは夢の中でジョンとデュエットされるんですね。素敵な夢ですね。私は電車の中でジョンとおしゃべりした夢を見たことがあります。有り得ない夢ですが、素敵な夢も時にはいいもんですよねv-484

これからもジョン・デンバー・ファンの皆さんと素敵な思い出などで、心温まるひと時をすごしましょうv-354

2008.12.03.12:58

皆様のコメントを貰って大変うれしいです。あまり人に話すことではないかと自分で思い込んでいましたが、掲載して頂いてほんとによかったと思っています。改めてマーヤ様に感謝したいと存じます。
George様も大変素敵なジョンとの思い出を持っておられるのですね。人の思い出を聞いてその話を自分の思い出にするのもまた素晴らしい思い出作りになることだと思い、じっくり読ませて頂きました。アメリカにいらしたこともあるとのことですが、これらの共通の経験からも話が弾んでいくのではないかと期待しています。

ギターの件ですが、私は残念ながらクラシックギターの収集と演奏が好きで、ジョンが弾いているエレキ、アコースティックというのですか、あまり縁がありませんが、今度コレクションの中にそのようなギターも含めてみようかと思っています。

幸いなことに通勤時間が電車に乗っているだけで50分もありますので、思いつくままにジョンの思い出などを携帯パソコンで打ってみることにします。読んで頂けたらありがたいと存じます。

新垣


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