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南こうせつ ライブ イン ニューヨーク

2010.10.28.23:14

南こうせつさん、ニューヨークでライブをやったのね。凄いじゃん!飛行機が嫌いじゃなかったっけ?ジョン・デンバーは飛行機が大好きだったのにね~。しかも日本語だけで通訳もなしに・・・。いったいどうやって?こうせつはジョンのこと、何て話していたのかなぁ?   

なんて思いつつ、このアルバム「南こうせつ ライブ イン ニューヨーク」を手にしました。




こんにちは~☆マーヤです♪

ジョン・デンバーと南こうせつさんとの夢の共演物語とエピソードはいろいろとあるのですが、このアルバム「南こうせつ ライブ イン ニューヨーク」の中でも、何かジョンのことを語っているんじゃないかという期待に胸を膨らませていました。当初CDの発売予定はなかったそうなんです。こうせつさんがCD化しようという一声でこんな素敵なアルバムが誕生したのです!

ねぇ、みんなもどんなライブだったか知りたいでしょ?皆さんも一緒にそんなこうせつのニューヨークのライブ会場を覗いてみてみましょうね!
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今から7年前になりますが、2003年6月21日にニューヨークのタイムズスクエアのすぐ脇にある“THE TOWN HALL”でこうせつのコンサートが開かれました!全世界のミュージッシャン達の憧れの場所でもあるニューヨークに、こうせつライブがおこなわれたのです。無謀にも全席プレイガイドでも販売でした。でも、お客さんはいっぱい集まったんですよね。当日は雨男のこうせつさんにふさわしいとでも言うんでしょうか?大粒の雨の降りしきる中、次々と観客があつまりほぼ、満席状態、あ~、胸がわくわくします!

曲もかぐや姫時代の名曲、「加茂の流れに」でスタートです!こうせつさんが日本人として初めてアメリカのオークランドのヨシズというライブハウスで歌った時に何を最初に歌おうかと思ったそうです。ちょうどこのニューヨークライブの2年前のことです。英語の歌をサービスしたほうがいいんだろうかと思ったそうなんです。でもね、やっぱり自分は日本人だから日本の歌を歌うと決めて、まずは「加茂川の流れに」を歌ったんですって。そしたら、ゴオオ~っという拍手が起こった。

やっぱり、こうせつさんらしいです。アメリカでもこうせつの日本の歌は通用するんですね。日本語のままアメリカ人にもストレートに伝わるんですね・・・☆

そんな2年前の経験をそのままニューヨークでも再現してくれました。こうせつさんの声とヤマハのギターでしょうか?すごくマッチしていて、心がジ~ンときました。

かぐや姫時代のアルバム「はじめまして」より「加茂の流れに」
http://www.youtube.com/watch?v=SEGhbZgSbKI&feature=related



アルバム「いつか来た道」より「春に想えば 」
http://www.youtube.com/watch?v=LuNPLLXVtd0


アルバム「三階建の詩」より「赤ちょうちん」・・・こうせつさんにとって「神田川」のヒットに引き続いてひとつの固定イメージができてしまい、この歌はあまり好きではないらしいです。それで、コンサートではあまり歌わないそうなんですが、アメリカの日系人のために特別に歌ってくれたのですね。私はこうせつさんの気持とは裏腹でこの歌がすごく好きです♪
http://www.youtube.com/watch?v=C5Y4xcfL8oU


かぐや姫時代のアルバム「はじめまして」より「雪が降る日に」・・・なんと日本語バージョンにスペイン語バージョンも歌っていました。このyoutubeの動画は日本語だけですが、ライブのスペイン語バージョンはカッコ良すぎます☆
http://www.youtube.com/watch?v=YV47I0oYps8&feature=related


1990年に南こうせつとジョン・デンバーのコラボで歌った「岩を砕く花のように」をこうせつさんが一人で歌いました。こうせつさんはジョンと交流があったこと、ジョンがとても人間愛に深い人でとても気があったと話していました。この歌を歌うと彼のことを思い出して悲しくなるとも・・・。ニューヨークライブではこうせつさんが日本語部分も英語部分も一人で歌っていました。こちらの動画ではジョンが一人で歌っています。じっくりと聴いてくださいね☆
John Denver.. アルバム「The Flower That Shattered The Stone」より「岩を砕く花のように」
http://www.youtube.com/watch?v=15n3vkVc3zM




ボーナストラックとしてロサンゼルスのライブのアンコール曲が4曲入っていました。アルバム「かぐや姫おんすてーじ」より「おもかげ色の空」・・・とても明るく爽やかな歌です。伊勢正三さんの作詞、南こうせつさんの作曲ですが、作るときにジョン・デンバーのイメージがあったそうです。ジョンの作品とは全く似ているところはないですが、これがこうせつの熱い想いなのかなぁ、とふと思ったのです。そして、その歌をアメリカの日系人たちの前で歌ったところが嬉しいんですよね☆

http://www.youtube.com/watch?v=Wo9pFV8yFA4


最後のアンコール曲はジョンのTake Me Home, Country Roadsでした。こうせつさんは最初から歌わずに「I hear her voice」から歌い初めました。こんな歌い方も上手いな~♪動画は日本で歌うジョン・デンバーの歌声を聴いてくださいね☆
http://www.youtube.com/watch?v=KSmh6FO3T74


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南こうせつさんのジョンに関する話は少しだけでしたが、ライブ等でよくジョンとの思い出話はするんだそうです。こうせつさんは富士山の麓で暮らしていましたが、ジョンがロッキーマウンテンだったので、それを思って暮らしていたようで、ジョンに会った時にも僕は富士山、ジョンはロッキーだなんて言いあっていたそうな・・・。そんなお二人のおしゃべりを見てみたかったですね。

もしジョンが生きていれば、こうせつさんのアメリカでのライブ、ロサンゼルスか、サンフランシスコか、シカゴか、ニューヨークのどこかで、日系人たちの前で一緒に「岩を砕く花のように」を歌っていたかもしれません。寂しさもほんの一滴あるのですが、こうせつさんが、こうやってアメリカでジョンとの歌を歌ってくれて、本当に嬉しく思いました。

このアルバム、CDだけじゃなくてDVDにしてもらいたいくらい内容的にも素晴らしかったです。とにかく楽しいんです。特に「あゝ旅の宿」は、パパイヤ鈴木さんが振付をしてくださったようで、みんなが踊っているところを見たくてしょうがなかったですね♪

もし機会があれば聴いてみてくださいね☆マーヤの一押しです


「南こうせつ ライブ イン ニューヨーク」
ディスク1
01 加茂の流れに
02 四月
03 うちのお父さん
04 春に想えば
05 赤ちょうちん
06 妹
07 雪が降る日に
08 岩を砕く花のように
09 国境の風

ディスク2
01 恋のゆくえ
02 夢一夜
03 あゝ旅の宿
04 夏の少女
05 駅
06 神田川

ボーナストラックス(アンコール at ロサンゼルス)
07 僕の胸でおやすみ
08 満天の星
09 おもかげ色の空
10 Take Me Home Country Roads

【参考資料】
ドリーミン 天から授かった『神田川』 南こうせつ著

南こうせつ ライブ イン ニューヨーク
南こうせつ ライブ イン ニューヨーク

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Flower That Shattered the Stone
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ロッキーマウンテンハイ 誕生物語 輝く流星群そしてオリンピックへ~

2010.10.22.01:39

アメリカでもっとも有名なジョン・デンバー作品ってなんですか?

こんにちは!マーヤです。ジョンの有名作品って日本とアメリカでは違うんですね。今日、お届けする「ロッキーマウンテンハイ」は、アメリカでもっともよく知られ、また人気のあった曲なんです。この歌の誕生秘話と、この歌が巻き起こした大事件に目を向けていきましょう!

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時はさかのぼること1971年8月中旬の頃のことでした。ジョン・デンバーと奥さんのアニーと友人達は彼らの住まいのあるコロラド州アスペンから26マイル(約41キロ)離れたところにあるウィリアム湖にキャンプに行ったときの出来事です。高さ12000フィートもあるところです。

ジョンは今夜はすごい流星群が見られるんだぜ~、と話をしていたのです。夜もすっかり更けたころに彼の話の通りに満天の空に星達が流れていったのです。その時の様子をジョンはこんな風に語っています。
「星がいっぱい輝いていて空が驚くほど奥深く見えて星の光で影ができるんだよ。まもなく火の玉が空を横切っていって白い尾まで見えるようだったし、シューという流れ星の音まで聞こえるようでね!心を奪われる情景だったよ!」

こんな素晴らしい経験をヒントに9ヶ月もかけて、アレンジメントにはギタリストのマイク・テイラー、元ピーター・ポール&マリー(PPM)のベーシストであるディック・ケネスの協力を得て、「ロッキーマウンテンハイ」という歌が完成したのです。

6枚目のアルバムのタイトルは、このアルバムに収録されているビートルズナンバーである「マザー・ネイチャーズ・サン」にする予定でしたが、急きょ、この「ロッキーマウンテンハイ」というタイトルに変更され72年の9月に発売されました。シングルカットも1曲目は「グッバイ・アゲイン」88位にチャートイン、2曲目は「ロッキーマウンテンハイ」で、9位にチャートインして、その後数ヵ月にわたってあらゆるラジオ局からこの曲が流れ続けたんですね。

またこの歌の影響もあって当時1974年の冬季オリンピックにコロラド州デンバーで開催されることになっていたのですが、オリンピックよりも自然破壊からコロラドを守ろうという運動がおこり、取りやめとなったのです。この「ロッキーマウンテンハイ」が、コロラド州の環境保護のための後押しとなったということは言うまでもないです。

その後長い年月を隔てていますが、2007年にはこの「ロッキーマウンテンハイ」はコロラド州の第2州歌として正式に認定されました。ジョン・デンバーが美しく光輝く流星群を見るという経験から、ジョンの自伝的ともいえる名曲が生まれましたが、さらにコロラドに住む人々の愛唱歌となって、いつまでもいつまでも、歌われ続けることとなったのです・・・。

ジョン・デンバーは、「カントリーロード」が彼をスターにし、「ロッキーマウンテンハイ」が彼をスーパスターにしたのだと、しみじみと語っています・・・。

≪マーヤから一言・・・≫
ライブではこの歌なくして、ライブじゃないです!ライブCDを聴いても観衆のざわめきが一番凄いんです。流星群がなくても流れている、シュバっと流れている感じですね。「ロッキーマウンテンハイ」こそジョン・デンバーの心も人生も語り尽くしている歌なのかなぁ、なんてことつくづくと思ったりもしました。ますますこの歌が好きになりました



ロッキーマウンテンハイ 作詞作曲 ジョン・デンバー&マイク・テイラー 訳詞 マーヤ
 
彼は27歳の夏に生まれた
未だかつて住んだことのないふるさとに戻ってきた
彼は過去に別れを告げ生まれ変わったと、あなたは言うかもしれない
彼はどんな扉をも開ける鍵を見つけたんだと

彼が初めてその山に来た時、
人生について迷っていたんだ
道すがら歌いながら
でも、弦が切れても彼は気にしなかった
変化というものは素早く変わるし、いつまでも同じままじゃないから

ああ、コロラド、ロッキー山脈よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
星灯かりの影は子守唄よりも柔らかく優しい
ロッキーマウンテンよ

彼は大聖堂のような山に登り、銀色に輝く雲を足元に見た
彼には何もかも彼方に見えた
みんなは彼のことを気ちがい呼ばわりした
太陽に触ろうとしたと
彼はとある友人を失ってしまったけれど、思い出だけは失うことはなかった

今や彼は森や小川の中を一人静かに歩いている
一歩一歩あるきながら美しいものを探し求めていた
彼は内なる心に向けられ、その思いを理解しようとしていた
青く澄みきった山の湖の穏やかさも

ああ、コロラド、ロッキー山脈よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
神に話しかけ気さくな返事に耳を傾けよう
ロッキーマウンテンハイ

彼の人生は不思議なことだらけで心は怖れに満ちている
簡単なことすら理解できなくなっている
なぜ彼らは山を引き裂こうとしているのか
人々が増え、地には傷跡が残ろうとしているのに

ああ、コロラド、ロッキー山脈よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
鷲が空高く飛ぶのを見なかったら
彼はもっと貧しい男になっていただろう
ロッキーマウンテンハイ

ああ、コロラド、ロッキー山脈よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
友よキャンプファイヤーを囲んでみんなで楽しくやろう
ロッキーマウンテンハイ
ロッキーマウンテンハイ
ロッキーマウンテンハイ





http://www.youtube.com/watch?v=OwARpaKHx_w
Rocky Mountain High: John Denver 70's




http://www.youtube.com/watch?v=aWU8XWksg_0
John Denver - Rocky Mountain High 1995



≪補足≫8月頃に見える流星群を調べたところ、やぎ座σ流星群、みなみのうお座流星群、みずがめ座δ流星群南群、やぎ座α流星群 、みずがめ座ι流星群南群 、みずがめ座δ流星群北群 、ペルセウス座流星群 などなどいろいろあって、どれがどれだかよくわかりませんでした。でも、いつかジョンが見たような凄い流星群を見てみたいものです☆

【参考資料】
PLAYBOY 1977 Dec
ロッキーマウンテン・コレクション
「ロッキンf」 2月号臨時増刊(1978年)「ジョン・デンバー その世界と音楽」



LINK
ロッキーマウンテンハイ(紙ジャケット版)

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「カントリー・ロード」(故郷へ帰りたい)誕生秘話~ジョン・デンバー 第13回目の10月12日メモリアルデーによせて

2010.10.12.01:25

1970年の出来事。ジョン・デンバーは崖っぷちに立っていました。1969年にRCAでのソロデビューを果たしたものの、ヒットに恵まれず、今度のアルバムが契約の最後のアルバムになろうとしていたのです。そんな危機一髪の状況の中でのドラマチックな歌との出会いがあったのでした・・・。

皆さん、こんにちは!愛しのジョン・デンバーが亡くなって13年の年月が経ってしまいました。メモリアルデーである今日10月12日、ジョン・デンバーへの哀悼歌として彼の代表作である「カントリーロード」(故郷へ帰りたい)の誕生秘話についてお話ししてまいりましょう。

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「カントリー・ロード」という名で親しまれているこの歌は、邦題が「故郷へ帰りたい」(原題 Take Me Home,Country Roads)で、ジョン・デンバーの大ヒット曲としてよく知られています。実はこの曲はジョン・デンバーが一人で作詞作曲したのではなく、ビル・ダノフとタフィ・ナイヴァートとの共作だったのです。

当時ビルとタフィはワシントンDCにあるジョージタウン大学の学生で、ファット・シティ・バンドというバンドを組んで小さなライブハウスで歌っていました。レコーディングもしていたけれど、ヒットには恵まれていませんでした。そんな二人の将来性を見込んだプロモーターのサム・ラハメドゥーが彼らにジョン・デンバーのライブの前座をしないかと声をかけたのです。そういったきっかけでジョン・デンバーとビルとタフィーは一緒に仕事をすることとなったのです。

さて、「カントリーロード」のアイディアの元となったのが、ビル・ダノフに送られてきた1通の手紙です。この手紙はウエストバージニア山脈に住むビルの友人からものでした。これを元にビルは「カントリーロード ウエストバージニア」という曲想が思い浮かんだというのです。ビルとタフィーは二人でこの曲を完成させようとしていましたが、一ヶ月経っても完成させることができなかったのです。

そういった状況のうちにワシントンDCにあるセラードアーというライブハウスでのクリスマスライブが始まりました。ビルとタフイーが前座として歌い、その後にジョン・デンバーがソロライブを歌いました。ライブが終わった後、ジョンは妻のアニーやマネージャーのクリス・オコナーらと車に乗り、ビルとタフイーの家に向かいました。道中、思わぬアクシデントに出会い、ジョンは親指を骨折してしまいました。急いで病院にかけつけ、テーピングをしました。それで、なんとかギターが弾けたというのです。そしてしばらくして、ジョンたちはビルとタフィーの家に到着したのでした。

当時、コンサートの後には興奮して夜も眠れない昼夜逆転した暮らしをしていたようで、その時にもこのまま夜明けまで起きていようということになったのです。ビルをタフィーはジョンに作りかけの「カントリーロード」を歌って聞かせました。するとジョンはすぐにこの曲に飛びつきました。「そうだ、この曲を完成させよう!」と・・・・。

ジョンは「この歌の第2節の歌詞がラジオ向きではないよ!」と指摘し、この部分を書き換えたのでした。

ビルとタフィーが書いた最初の第2節はこんな感じでした・・・↓
≪最初に書かれた2節目の歌詞≫
雲に隠れた小さな丘の山の上
ピンクと紫の
ウエストバージニアの農家が見える
裸の女とキリストに似た男たち
そしてポンチョという犬が
ネズミをもて遊んでいる


ちょうど60年代にアメリカで流行していたヒッピーのファッションや生活ぶりを描いたものでした。この部分をジョン・デンバーが故郷に対する思いに書き換えたのでした。

≪ジョン・デンバーによって書き直した歌詞≫
あの山には思い出がいっぱい
恵み深い豊かな土地 青い海からは遠いけど
暗く埃っぽく色づいた空
月明かりが霞んで 涙がこぼれる

朝になると彼女の呼ぶ声が聞こえる
ラジオが遠く彼方の僕のふるさとを思い起こさせるんだ
車を走らせているとついこんなことを思ってしまうんだ
昨日のうちに帰っていれば良かったと
昨日のうちに・・・


ジョン・デンバーの書きかえによって、ヒッピーのカラフルな格好の情景から、懐かしい故郷の情景へと一気に雰囲気が変わってしまいました。いかにもジョンらしいホロリとする詩になりましたね☆

こうして一晩のうちに出来上がった新曲「カントリーロード」を、その次の晩のライブのアンコールのときにジョン・デンバーはビルとタフィーをステージに呼び、初めて観客の前で披露したのです。すると初めて歌う曲だというのに、大歓声が上がり、聴衆は大喜びだったというのです。そうして、この「カントリーロード」がすぐ様シングルとして発売されることとなったのでした。

ライブが終わると観客の一人が歩みより、「ブルーリッジ山脈はどこにあるか、ご存知かな?」と聞くのでした。なんとブルーリッジ山脈はウエストバージニアにはない山だったのです。ビルはウエストバージニアには行ったことがなく、困ってしまい「これはウエストバージニアへ行く途中の風景を歌ったものなんだ」と苦し紛れに答えたというのです。その後、ビルとタフィーの元にファンが訪れ、「私は主人と一緒にこの歌の風景のあるところに行ったのです。」と語りかけてきました。ウエストバージニア州のハーパース・フェリーという町からブルーリッジ山脈が見え、シャナンドウ川が見えるというのです。「この歌の通りに本当に天国のように美しい風景でした」とそのご婦人は語り、それを聞いたビルとタフィーはとても嬉しかったというんですね~。ジョージタウンのアパートで出来上がった歌でしたが、その歌の通りのイメージだったというのですから・・・。

さて、70年のクリスマスシーズンに完成した「カントリーロード」は翌年71年の3月8日にシングルが発売され、3月下旬には50位のヒットチャートにランクインし、7月にはトップテンに入り、8月にはミリオンセラーとなったのでした。

この大ヒットのお陰でジョン・デンバーはRCAでの契約を更新し、新たなる飛躍のきっかけとなり、ビルとタフィーもジョン・デンバーと同行してミュージシャンとしてのキャリアをあげるとことなったのでした。



[カントリーロード」(故郷へ帰りたい)作詞・作曲 ビル・ダノフ タフィー・ナイヴァート ジョン・デンバー

まるで天国 ウエストバージニア
ブルーリッジ山脈 シャナンドウ川
生きる命はそこに息づき、木々より古く
山々よりも若い
そよ風のように活き続けている

田舎道よ 僕を連れていって
僕の住んでいた家に
ウエストバージニア 母さんのような山よ
僕を連れていって 田舎道へと

あの山には思い出がいっぱい
恵み深い豊かな土地 青い海からは遠いけど
暗く埃っぽく色づいた空
月明かりが霞んで 涙がこぼれる

朝になると彼女の呼ぶ声が聞こえる
ラジオが遠く彼方の僕のふるさとを思い起こさせるんだ
車を走らせているとついこんなことを思ってしまうんだ
昨日のうちに帰っていれば良かったと
昨日のうちに・・・




ジョン・デンバーが飛行機事故で亡くなって13年も経ってしまいましたが、この「カントリーロード」の、その根底にあるふるさと、故郷、我が家というイメージをいつまでも若々しく生きています。この歌の歌詞の通りでもあるのですね。ビル・ダノフの心に浮かんだイマジネーションはタフィーの協力とジョン・デンバーのアイディアで、ひとつの歌へと導かれました。今や世界20カ国以上の国々で歌われ、イギリスではドライブの時に聴きたい歌のナンバーワンに選ばれている歌です。

ジョン、ありがとう、素敵な歌を作り、そして歌い続けてきてくれて・・・・。それでは、これをもってこの10月12日のメモリアルデーのメッセージとさせていただきます。みんな、読んでくれてありがとう~☆

【参考資料】
Take Me Home John Denver An Autobiography
ジョン・デンバー 「カントリー・ロード・コレクション」
ローリング・ストーン・インタビュー「ジョン・デンバー ロッキー山脈の健康児」
NHK 「名曲誕生物語」カントリーロード
「ロッキンf」 2月号臨時増刊(1978年)「ジョン・デンバー その世界と音楽」

この歌の誕生について知ると、やっぱりビルとタフィーとジョンの3人が歌っている姿にグッとくるものがありますね☆
http://www.youtube.com/watch?v=ukUL_I14GPw


詩と祈りと誓い
詩と祈りと誓い
Poems, Prayers & Promises/Fare
Poems, Prayers & Promises/Fare

JOHN BEATLE LENNONさんが「カントリーロード」にちなんだ記事を書いていらっしゃいます。こちらからどうぞ↓
懐かしき洋楽ヒット~故郷へかえりたい ジョン・デンバー

【関連記事】
『耳をすませば』ー月島雫の『カントリーロード』-ジョン・デンバー『故郷に帰りたい』

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ジョン・デンバー・ウィーク

2010.10.07.06:51

間もなくジョン・デンバーの命日ですね。今年10月12日で、ジョン・デンバーが飛行機事故で亡くなって13年目になります。

毎年10月12日のジョンの命日の頃を「ジョン・デンバー・ウィーク」と名付けてジョンの愛した街、アメリカ、コロラド州アスペンで、スペシャルイベントが開催されています。

70年代にジョンのバックバンドプレーヤーとしてギター・バンジョー・フィドル・マンドリン等の演奏をしたスティーブ・ワイスバーグが中心となってのイベントが今日、コロラド、アスペンで開催されます。日付は10月6日ですが、日本とアメリカでは十数時間の時差があるため、日本時間の10月7日の今日、まさにイベントが始まろうとしています。

イベントは10月6日から10日にかけて、たくさん企画されています。ジョン・デンバー共に「故郷へ帰りたい」を作詞作曲したビル・ダノフや晩年バックバンドのギタリストとして活躍したピート・ハットリンガー等を交えたトリビュートバンドのコンサート、オランダ出身のジョン・アダムスの特別コンサートも企画されています。

美しい自然に囲まれたコロラド、アスペンらしく「ロッキー・マウンテン・ハイキング」というイベントもありますよ~

う~ん、私も参加したいな


さて、今日の映像です。アメリカで有名なジョン・デンバー・トリビュート・シンガーであるロイ・リバースが去年の6月27日にレッド・ロックスでコンサートを開いています。ちょうどジョン・デンバーが70年代にレッド・ロックスで大観衆とコンサートを開いたように・・・。
ファイナルシーンですが、聴衆がスタンディングオベーションで、すごいざわめきです!!!!ジョンが生きていれば、これ以上に聴衆が大喜びするのに、という思いでいっぱいですね♪曲は言わなくてもわかりますよね!?そう、「ロッキー・マウンテン・ハイ」です☆
http://www.youtube.com/watch?v=-1qpLCbW7bQ&feature=related


アメリカ、コロラド州アスペンでのジョン・デンバー・ウィークでのイベント情報はこちらからどうぞ!

皆さんのワンクリックで10月6日に第1位になりました。びっくりしました!ありがとうございますm(__)mまた、良かったら今日もワンクリックをよろしくお願いします☆
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風の歌といえば、思い出す歌 「風に吹かれて」&「風の詩」&「風」 ボブ・ディランVSジョン・デンバーVSはしだのりひことシューベルツ

2010.10.01.06:17

「風に吹かれて」という歌は、プロテストソングの代名詞と言ってもいいくらいかもしれません。私が子供時代、プロテストソングもアメリカン・ポップスも洋楽そのものもあまりよく知らなかった頃にすでにボブ・ディランは超有名なアメリカのシンガーであったように思うのです。実際何が何だかよくわからなかったんですが、ボブ・ディラン、イコール「風に吹かれて」でした(笑)図書館にボブ・ディランの確か詩集があったんですよね。もしかしたら、歌詞が難解だったからこそ、学びたいという意欲に駆られるという法則かもしれませんが・・・・。


本日お届けする歌のタイトルはずばり、「風の唄」、じゃじゃ~ん、「風の詩」(かぜのうた)です。ジョン・デンバーが事実上アメリカのトップアーティストとして人気絶頂の頃に出した1975年のアルバム「風の詩」(Windsong)の同名曲で、シングルカットされていませんが、いかにもジョン・デンバーらしい自然界を謳歌したヒーリングミュージックです。この歌をご紹介するにあたり「風の歌って、あったっけなぁ」と思い返すと、まず思いだしたのが、ボブ・ディランの「風に吹かれて」でした。もっともしゃがれたボブ・ディランの歌よりもカバーしたピーター・ポール&マリー(PPM)のバージョンのほうが有名なんですね。

ここで、ひとつの発見がありました。ボブ・ディランはピーター・ポール&マリー(PPM)が「風に吹かれて」をカバーして全米2位にまで行き、そのおかげで有名になりました。時は1962年のことです。そして、ピーター・ポール&マリー(PPM)は「悲しみのジェットプレーン」をカバーして全米1位になり、ジョン・デンバーはシンガーソングライターとして、有名になることができたのです。1969年ですの出来事です。そうです。ボブ・ディランもジョン・デンバーもピーター・ポール&マリー(PPM)のお陰でシンガーとして有名になるきっかけをもらったのですね。

ジョン・デンバーもボブ・ディランもこんな共通点があったんですね。ピーター・ポール&マリー(PPM)って、偉大なプロテストシンガーでもあり、スーパースター発掘シンガーでもあったということです。

続いて、はしだのりひことシューベルツの「風」・・・。この歌、大好きなんです。歌詞を見るとボブ・ディランの「風に吹かれて」を彷彿させるところがあるのですが、やっぱり強い影響を受けて作った作品のようです。風に吹かれて哀愁の気持ちに浸っているんですよね。しっとりとした曲調と口笛が見事にマッチングしています。

次に、ジョン・デンバーの「風の詩」は、ジョー・ヘンリーとの共作で、風に対する哲学的なストリーというよりは、風の持つイメージをあたかも生きている人のごとく表しています。風に吹かれると爽やかな気分になるものですが、その気持ち一言で表すのは難しいものですよね。でも、決して難しい言葉ではなくシンプルな言葉で風の持つエネルギー、メッセージを伝えてくれているのです。そして曲そのものも今、風が自分の目の前に優しくそよいでいるような気持ちにさせてくれるのです。

それでは風からのメッセージ三選をご一緒に詩と歌とを楽しんで聴いて見て読んで味わってみましょう!



風の詩  作詞・作曲 ジョン・デンバー ジョー・ヘンリー 訳詩 マーヤ

風は母なる大地のささやき
風は父なる空の手
風は私たちの苦しみも歓びもしっかりと見てくれている
風は初めて飛ぶことを覚えた女神

風は悪い知らせ良い知らせも運んでくるし
 暗闇を織り、夜明けを運んでくる
風は雨を降らせ、虹を作る
風は最初の歌を歌った歌い手

風は怒りと警告の竜巻
風は刈り取ったばかりの牧草の薫りを運んでくる
風はレーサー 走り回る野生の牡馬
緩やかにすぎゆく夏の日の愛の甘い味

風は街や渓谷の歌を知っている 山の稲妻も 海のうなりも
風は朝を連れてきて、そして連れ去ってくれる
風はすべての自由の象徴

そう、だから風の賢さを受け取ろう 彼女がまた呼んでくれたらそれに応えよう
貴方の心と魂の中にそよ風をそよそよと吹かせよう
そして声を出して風と一緒に歌おう



風に吹かれて  作詞・作曲 ボブ・ディラン  訳詞 恥ずかしながら、マーヤ 

どれだけ歩いたら人として認めてもらえるのか?
白い鳩はどれだけ海を見たら砂の上で眠れるのか?
どれだけ弾丸が飛んだら永遠になくなるのか?
ねぇ、友よ、答えは吹いている風の中
答えは吹いている風の中

何度見上げたら空が見えるのか?
どれだけ耳をつけたら人々の泣き声が聞こえるのか?
どれだけ死んだら気づくのか、あまりのもたくさんの人々が亡くなったと。
ねぇ、友よ、答えは吹いている風の中
答えは吹いている風の中

あと何年くらい山は存在するのか、海に洗われてしまう前に。
あと何年くらい人々は存在するのか、自由を許される前に。
あと何回くらい見えない振りをして顔をそむけるのか?
ねぇ、友よ、答えは吹いている風の中
答えは吹いている風の中



    はしだのりひことシューベルツ 作詞 北山修 作曲 端田宜彦

人は誰もただ一人 旅に出て
人は誰もふるさとを 振り返る
ちょっぴりさびしくて 振り返っても
そこにはただ 風が吹いているだけ
人は誰も人生に つまづいて
人は誰も夢破れて 振り返る

プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
プラタナスの散る音に 振り返る
帰っておいでよと 振り返っても
そこにはただ風が吹いているだけ
人は誰も恋をした 切なさに
人は誰も耐えきれず 振り返る

何かをもとめて 振り返っても
そこにはただ風が 吹いているだけ
振り返らずただ一人 一人づつ
振り返らず 泣かないで歩くんだ
何かをもとめて 振りかえっても
そこにはただ風が 吹いているだけ
吹いているだけ 吹いているだけ
吹いているだけ・・・






http://www.youtube.com/watch?v=WMqmrrxeFO8
John Denver.. Windsong


http://www.youtube.com/watch?v=Zhrzs25lwvw&feature=related
BOB DYLAN - BLOWIN' IN THE WIND




http://www.youtube.com/watch?v=buVGukob6bM
はしだのりひこ と シューベルツ 「風」




ボブ・ディラン・モノ・ボックス
ボブ・ディラン・モノ・ボックス(2010年11月10日発売)

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風の詩
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